もっさぺの構築記事置き場

ポケモンの構築記事を書いていきます。

【ポケモンSV S13 レート1923(最終824位)】龍神ウーラ

お久しぶりです。

 

ラスタルが苦手すぎてSVではなかなか最終3桁に入ることができていませんでしたがようやく実現しましたので、(めちゃ簡単にではありますが)記事を書かせて頂きます。

 

・構築と作成経緯

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TN もっさぺ 最終824位(レート1923)

TN Twinkle4You 最終1185位(レート1887)

 

氷技を持ったウーラオス+ハバタクカミの並びが、物理特殊の攻めの補完に加えてどちら側からでもカイリューに圧力がある点が優秀だと思い採用し、

ここに初手置き要員として流行していたフルアタダイスカイリューを合わせた3匹を構築の軸とした。

BIG6系統のような対面構築に対してはこちらも上記3匹で打ち合えるが、カイリューとウーラオスがどちらも物理かつ積み技を持たないため、共通の物理受けで止まったり選出できない場合がある。加えて今回のカイリューは相手のサーフゴーに打点を持たないため、

①サーフゴーに対して選出圧力となり、初手置きさせない

②アーマーガア、ヘイラッシャ、キョジオーン等に抗える

上記を満たすポケモンとして腕白HBで身代わりが塩漬けを耐える調整の炎オーガポンを採用。

残りのポケモンは、とにかくカイリューを初手から通すためサーフゴーに一致弱点をつける見た目であることを意識しながら、トドロクツキや水ポン、ランドロスのようなそこそこマッチング率が高いtier2のポケモンに抗えることを意識した。

今期のトドロクツキは飛行がほとんどで耐性的に氷が一貫しており、そこに対して強めかつ電磁波を無理なく拒否できることでHBサーフゴーに抗える性能を持ったパオジアンを採用。イダイトウなどを相手にする際も活躍した。今期のパオジアンは準速が多かった気がするので、それを意識してこちらは最速+聖なる剣で採用した。

最後に、相手のランドロスが自由に動けてしまうという点を逆手に取り、こちら側が相手のランドロスを起点に崩しを行えると強いと思った。その上で、出し負けしても特性の優秀さから交換の選択肢を生み出せる身代わりビルドランドロスを採用し、構築が完成した。

 

・苦手なテラスタル要素において大事なことは何かを特に意識。サイクル戦をするよりも、今の環境はやりたいことの押し付けの方が強いと感じていたため軸は対面に。その上で、高い再現性を保つためにはどうすればいいか?という点を常に意識

・低いランク帯の状態で逆張って流行のポケモンを使わなかったり、メタ思考から組み始めて上手く機能せず沼る、みたいなことが多いので、逆張らないことも意識

 

軽く個体メモ↓

(ルール変わるから需要薄いと思うので簡単に)

(決してめんどくさいわけではありません)

 

カイリュー意地AS

ウーラオス意地H252 A244 B4 D4 S4

ハバタクカミ図太いH228 B252 C4 D4 S20

↑BIG6は全部これで投げる

 

炎オーガポン腕白H236 A36 B196 D4 S36

パオジアン陽気AS

ランドロス腕白H228 B252 S28

 

終わりに〜テラスタルをどう攻略するか〜

ラスタルが本当に苦手でいつも苦しい思いをしています。ダイマックスがしたい。

ラスタルがメタ的に働くシステムのため、BIG6などの強力な種族値を持つポケモンの並びは

その見た目を変更しないまま耐性変化一つで常識的な範囲での対策を逆手に取ることができてしまい、結果的に同じような並びが多い。同じような並びが多いと同速ゲーが少なからず起こってしまうことや、それとは別に電磁波が流行していることなどから、今作は本当に難しいゲームだと思う。

これに対して、私は今回

「流行の並びへの再現性を高く保つ」という、基礎中の基礎を意識した。そして、一貫して不安定要素の高い攻めサイクルを使わないことも徹底。少なくとも今のポケモンであれが使えるのは上手い人だけです、ほんとに。

ありえない負けとか、あまりメジャーではないテラスタイプとかで負けることはあるかもしれませんが、いちいち気にしてたらストレスでやっていけなくなると思うので、

一つ一つの試合を勝つことではなく、たくさんの試合を重ねて再現度を高く保つことの大切さを改めて学ばせてもらった。

目標であるレート2000はまだ遠いですが、ようやくテラスタル環境を生き抜くための糸口が見えたような気もするので、これからも頑張ります。

 

おわり