はじめまして、もっさぺ(@pokemossa)と申します。
構築記事はレート2000に乗るまで書かん!という強いこだわりを捨て、構築の紹介と共に自分なりの反省点などを纏められれば、と思います。
拙い文章、微妙な成績であることは承知の上ですが少しでも読んでくださる方の参考になったら嬉しいです。
・構築と成績
TNもっさぺのロム(メインロム)で作った構築を
TNごとうじゅん(サブロム)でレンタルして運用していたので、
今回1953を達成したのはサブロムになります
(画像だと442位ですが、ゲーム内だと440位でした)
また、最終成績に関しては大きく落としてしまい、多分1万位ぐらいです。その辺で心が折れました。
・個体解説
ゲンガー@気合の襷(キョダイ)
臆病B4 C252 S252
鬼火/祟り目/ヘド爆/挑発
構築の始動点。
現環境におけるS110はほとんどのポケモンに先手を取れるため、構築に入れ得だと思い最初に採用しました。
カバルドンがいなくなったことで状態異常対策が全体的に薄くなっていて、鬼火や催眠といった補助技が通りやすいのもポイントです。
しかし、最終日付近からラム持ちパッチラゴンと出会うことがあまりにも多く、鬼火を打つと逆にダイジェットの起点にされたりという事態に陥ってしまうことが多々あり、裏から出てくるパッチラにはヘド爆を打って退場していました。
最終日まで挑発の枠を呪いで使っていましたが、ぶっちゃけどちらも強かったので選択になると思います。
呪いを採用した場合、後続のオーロンゲが身代わりを持っているので一生身代わりして呪って倒すコンボが強力です(相手が引いた場合は身代わりが残ります)
最終的に挑発を採用したのは、受けポケ全般を鬼火祟り目で見たいのに相手のドヒドの回復が間に合ってしまったり、タラプガアなどに結局詰まされてしまったり、ラッキーが絡んだ選出に全然勝てていなかったりといった点を重く見た結果です。
また、よく見かける水ウーラオスの水流連打耐え調整にしていないのは、水ウーラオスが意地スカーフだった場合は4割ぐらいの確率で飛ばされてしまうため、どうせその対面はモロバレルに引くので調整が活きるタイミングが無く、逆に火力不足でギリ耐えされて負ける場面の方が目立ったからです。
オーロンゲ@食べ残し
腕白H180 A68 B252 D4 S4
H16n+1(残飯効率最大)
ビルドアップ/身代わり/不意打ち/ソウルクラッシュ
こいつも環境的に強そうだったので採用しました。
ビルドアップを積む隙がなかったとしても身代わり連打で相手のダイマを受け流し+削りができるので最低限仕事はしてくれます。基本的には前述のゲンガーの鬼火や呪いと組み合わせるイメージですね。
また、ソルクラ以外の技は全て先制で打てるため、パッチラゴンのでんげきくちばしの威力補正が乗らなくなります。はりきりで技外ししたタイミングで身代わり貼れたらそのままゲームエンドまで持って行けたりもしました。
サダイジャ入りの構築なんかも初手蛇睨みに合わせて身代わりしてるだけでそのまま降参もらえたりと本当に活躍してくれました。特に順位が低い時は身代わりをケアされにくかったのでオススメです。
努力値についてですが、A削ってSに回せばアシレやニンフィアの上からソルクラを打てたりするので便利ではあると思うので、一回試してみようと思います。
図太い H252 B252 D4
みんなが強いって言ってるから入れました()
相手のウーラオスが水だろうが悪だろうが一回クッションとして挟みます。
安全に着地さえできてしまえば本当に強力で、相手の裏に一生胞子の圧をかけ続けることができます。
ただ、一度見せてしまうとリザードンに釣り出しされてやむを得ず捨てなければいけない状況に陥ってしまうので注意が必要です。
あと使ってて分かったことなのですが、こいつをダイマックスさせて詰ませるみたいな動きが意外と多かったです。
ホルード@突撃チョッキ
陽気 H4 A252 S252
多分一番活躍したポケモンです。
相手の構築にリザードンがいた場合は必ず初手に出します。だいたいのリザードンが突っ張ってきますが、引いてきた場合はダイアタックで裏が壊滅します。ポリZなどに対しても選出していました。
一番活躍したポケモンではありますが、ASぶっぱ以外に何か良い調整があったんじゃないかなあ、とは思います。
使う際に気をつけたいのは、非ダイマ時のD耐久を過信しないことです。チョッキ持ってるから耐えるだろ、と思った攻撃で倒されたりするので、やっぱ努力値もう少し練るべきだったかな……
パッチラゴン@ラムのみ
陽気A252 D4 S252
電撃くちばし/逆鱗/つばめ返し/地ならし
ゲンガー、ラフレシア、モロバレル等の流行に合わせ、ラムのみを持たせました。
せっかくラム持ちなのにゲンガー対面でダイジェットしないと結局火傷するのが弱いと思い、非ダイマでS操作できる地ならしを採用しました。
パーティで重めなヒートロトム入りに対しては鬼火に無抵抗なホルードをエースにするよりもこちらの方がまだ活躍してくれましたね。
技外しがエグすぎて、確実にこいつをダイマエースとして通すという意思がないと怖くて選出できません。こいつが技外さないように神社にお参りに行ったのですが全く効果が見られなかったので、あの1時間を返して欲しいです。
アシレーヌ@拘りスカーフ
臆病 H12 B4 C252 D4 S236
最速112族(ペンドラー)抜き
泡沫のアリア/ムーンフォース/エナジーボール/サイコキネシス
多分この構築で一番珍しいポケモンなんじゃないかなと思います。
ゲンガー、アイアント、パッチラゴン、ウーラオス、ホルード、リザードンといったポケモンを上から叩ける点が強力ではあるのですが、同時に火力不足ぎみでもありました。(控えめにするとリザードンまでしか抜けない)
ただ重めなヒトムに上から削りを入れてくれたりする場面もあり、何より全く読まれないため不意の削りで押し切るみたいな行動がすごく通りやすかったです。
技範囲も広いので、ムンフォに受け出しで出てきたモロバレルをムンフォ+ダイサイコで飛ばしたりと活躍はしてくれました。サイキネ持ちのアシレーヌは最終日に何度か当たったので、これからはバレル対面は引かれちゃうかもしれませんが……。
選出画面の段階では異常に刺さってるように見えるのですが、やっぱりパッチラゴンとかにはどこかで一度ダイジェット積まれると無抵抗でやられてしまうので、後半の方はビビって出さないことの方が多かったです。
・選出パターン
相手のパーティにリザードンがいるかを確認→いた場合は必ずホルード初手
アローラキュウコンがいた場合はゲンガー初手
ポリZが見えた場合はゲンガーから入っても大丈夫だけど裏に必ずホルードを控えることを意識してました。
基本的にはゲンガーを出せそうかどうかから考えてました。ゲンガー+ホルード+何かが多かったです。
ウーラオスが出てくるかどうかはぶっちゃけ五分五分でしたが、怖いのでモロバレル控えるようにしましょう。相手が鉢巻ラオスだった場合バレルは飛ばされますが速くないことがわかるのでスカーフアシレで叩けます。
・厳しかったポケモン
ホルードが削られた後にでてくるポリZ
スカーフ最速鬼火持ちヒートロトム
・レート2000を目指すために実践したこと、これから実践したいこと
ここからは自分用メモの意味合いが強いですが、これから2000を目指す人の参考になればと思います。
実践① 自分の対戦を録画したデータを見直す
youtubeで底辺実況者をしているので、動画化していない録画データが大量にあるのですが、これまで以上にその動画も見返して自分のプレイングを振り返り反省を行いました。
実践② メモを残す
対戦をしていて思ったことをすぐにメモに残しました。実際のメモがこちらです↓
実践③ ガムを噛む
対戦中にガムを噛むようにしました。集中力をあげるのが目的です。
そのため実況動画は必然的に後付け実況になることが多いですが、勝つためなので仕方がないと思い実践しました。
実践④ 散歩をする
負け続けた時に1時間散歩をすることで気分をリフレッシュすることにしました(これはあまり効果がありませんでした)
改善① 4時間以上ランクマをやらない
自分の過去ツイートやメモを掘り返すと、4時間以上ランクマに連続で潜っていると極端に勝率が落ちていることがわかりました。
また、4時間を越えだした辺りから運負けツイートが多くなります。
自分なりに分析してみた結果なのですが
「集中力が続いている時の運負け」と「集中力が欠けてきた時の運負け」は重みが全く違うことに気付きました。
前者の場合「まあ今のは仕方ない笑」ぐらいの気持ちになるのですが、後者の場合はメンタルが疲れているのでそこから負の連鎖が始まります。
かと言って、最終日は2000にどうしても固執してしまうので潜るのを辞められず、今期に至っては400位から1万位まで落ちるという事態になってしまいました。(前期も最終日は1000位から5000位まで落ちている)
改善② シーズンが終わる3日前には1900に乗せておく
そもそも最終日の開始時点で1850ぐらいしかレートがないのが問題だと思いました。
特に最終日は後がない状態で、今までよりもメンタルが消耗するスピードも速いです。
もう少しレートに余裕があれば、メンタルの消耗スピードを遅らせることができるのではないか、と思います。
改善③ 少しでも体調に異変がある時はポケモンをやらない
もともと体が強い方ではなく、複数の病気を治療している身なのですが、昔からのことなので体調の変化には敏感です。
前期は瞬間最高レートも1910程度で非常に悔しい思いをしていたので、今期こそは!という思いがあまりにも強すぎて、体調が悪くてもガンガン潜っていました。
しかしそういう日の勝率は良くて五分五分です。また、後日の体調にも影響を及ぼす可能性があるため「やる日」と「やらない日」のメリハリをつけるのは特に重要かと思いました。
・最後に
ここまで読んで頂きありがとうございました!
正直、これまで何度もポケモンで悔し涙を流してきたのですが今日ほど泣いたのは久々です。
どっかに吐き出さないと狂いそうだったのでプライドを捨て構築記事を書きました。
剣盾から始めた人たちがバンバン2000を達成している中、自分はBWからやっててもこんな成績なので、人よりも工夫や見直しが必要です。今期もまた勉強させて頂きました。
これからも自分なりに色んなことを実践し、改善しながら2000を目指して頑張ろうと思います。
それでは、ランクマッチに行ってきます。