【ポケモン剣盾 S18 瞬間最高1972 最終1951】スカーフガブリアス+サンダーラオス短期サイクル
・構築経緯、目標
構築の軸を選定する際、受け思考ぎみな組み方をしてしまうことがレートの伸び悩みに繋がっていると仮定し、これまでよりも『攻め』の部分を強くすることを目標にした。
その上で、エースバーンとの打ち合いやサンダーを引かせられる性能を持つガブリアスを初手に置くことを軸とし、ダイアイスを打つポリゴン2や氷タイプ全般に鉢巻水ウーラオスで圧をかけ、最後にクッション兼ダイジェッターとなるゴツメサンダーを採用して構築の始点とした。
(最終日のラスト2時間程度、カプ・テテフの枠を水ロトムに変更)
・個体解説
陽気A252 B4 S252
もともとタスキステロガブリアスだったものを、ラスト1週間でスカーフに変更。
ドラパルト、脱出パックアーゴヨンなど相手が有利対面だと思っているポケモンを上から貫く。
絶対に相手が引くとわかっているタイミングではステロを展開→交換してサイクルを回し、相手の型判別を誤認させることでイージーWINに繋げる。
正直言って最強のポケモンだった。
ステルスロックはダイウォールとしても使えるため、スカーフバレした後のダイウォールで相手はびびったに違いない。
サンダー@ゴツゴツメット
図太いH252 B252 S4 静電気
ボルトチェンジ/暴風/かいでんぱ/羽休め
特に言うことがない普通のHBサンダー。
かいでんぱ+プレッシャーも考えたが、ウーラオス、ゴリランダーに対する受けを想定しているので静電気で確定。
全サンダーに特性パッチを使ったせいでプレッシャーサンダーを持っていない。
ウーラオス(水)@こだわり鉢巻
意地っ張りA252 B4 S252
かなり数が多かった初手ダイマポリ2のダイアイスに対して後出しし、インファイトを入れて撤退→サンダーのダイジェットで打開、という流れを無限にやった。
ただとんぼ返りを使う場面があまりなく、HDカイリューなどに苦しまされることも多かったので、冷凍パンチの採用はありだったのかもしれない。
鉢巻アクジェの縛りがとにかく強く、レジエレキ、カプ・コケコ、エースバーンなどあらゆる柔らかいポケモンに対して詰め筋になってくれた。
バンギラス@たべのこし
陽気H140 D188 S180
H 16n+1
S +1で最速ウツロイド抜き
残りD
龍の舞/身代わり/いわなだれ/冷凍パンチ
上記3体の基本選出で厳しいサンダーを受ける駒。
初手ガブvsサンダー対面はボルトチェンジ、ダイサンダーをケアしなくて済むため、ダイジェットを強制させつつ受けることができたのが強かった。
ポリゴン2+サンダーの並びが出てくる確率が10000000%だったのでそこに対して刺さることを想定しているのだが、実際のところアイテ持ちポリ2もいるのでなんともいえない。
ただサンダーとの対面を作った際の身代わりの安定感がすさまじく2龍舞の起点を作れたり、残飯を確認した後素早さ上昇の手段がないと思い込んだガブリアスなどが出てきたりしたが返り討ちにしていた。
相手の裏に水ウーラオスがいる場合は龍舞も身代わりも強くない行動になってしまうのでそこだけは注意していた。
テッカグヤ@パワフルハーブ
控えめH4 C252 S252
メテオビーム/エアスラッシュ/火炎放射/宿木の種
ここまでで重たいカプ・レヒレに対する削りを任せていた。
宿木の種はダイウォールとして使える+陰キャカグヤだと誤認させるという強みがあり採用したが、普通に宿木の種を絡めたサイクルが強いだけだった(それはそれでよい)
色違いが欲しい。
ラストの枠にはイバンのみカプ・テテフを採用していたが、この枠はまだ試行錯誤の余地があると考えている。
この枠に求められていることが
・水ロトムに強い
・アーゴヨンとやりあえる
・テッカグヤに打点がある
などの要素であり、加えて重ためのカプ・コケコを意識した結果テテフになったが、
強かったり弱かったりしたので特定のポケモンを切りつつテッカグヤなど数の多めなポケモンを取れる枠にしたほうがよかったと反省。
最後の2時間程度HCメガネ水ロトムで潜っていたが、しっかりとテッカグヤ入りに刺していけたのでそこはよかった。
冷静に考えて自分もアタッカーカグヤを使っているので、自分がカグヤを選出するか悩む相手としてあげられるレジエレキ、コケコなどを採用したらよかったと思う。
ただテテフには構築の見た目をとんでもなく良くするという役割があるため、使っていて楽しくはあった()
・最後に
今回は軸の選定に手ごたえがあったので、来期以降も『癖になっている構築の組み方、プレイング』の修正を目標とし、レート2000を目指そうと思う。
また、いつも励ましてくださる実況者仲間の方々には本当に何度も(メンタルの面で)助けられた。来期こそは2000にいくことで最大限の感謝としたい。
最後まで目を通して頂きありがとうございました。
Twitter @pokemossa